「先生たち、仕事が早くなりましたね」
スタッフからの嬉しい言葉

グリーン薬局

所在地 神奈川県小田原市
開局 2006年
店舗数 2店舗
導入年 2020年
導入前の状況 手書き
導入の目的 薬歴作成時間や、内容の充実化など様々な面で紙薬歴に対して課題を感じていた
導入の決め手 値段の安さと使いやすさを兼ね備えていたこと
得られた効果 薬歴作成時間短縮による勉強時間確保・ハイリスク加算の取得

薬局の概要・プロフィール

細かい心配り・丁寧な服薬指導がグリーン薬局の強み

2006年8月に秦野店を立ち上げました。起業時は、一番下の子供が 0歳だったこともあり、 育児と仕事に追われていました 。初めてのことばかりで大変だった思い出ばかりですが、周囲のサポートもあって、今があります 。現在は、平塚にも薬局を構えており、ラベルテマネージメント株式会社として法人化し 、代表は別の者に譲って私は営業に集中しています。
薬局を運営するうえで、「入りやすさ・明るい雰囲気」 は私が大切にしている部分です。 従業員には「 一人ひとりがグリーン薬局の顔である。誰にでも心から親しみをもって、親切丁寧に接客すること。」と伝えています。
例えば、名前を呼んでご挨拶をする、足が悪い患者さんに対してはお店の外までお迎えにあがる、お帰りの際も介助をするなど、細かい心配りを全員ができるよう日々行動しています。
グリーン薬局では、服薬指導に特に力を入れています。例えば、吸入薬の指導でも、 開局時から実際にサンプルを用いて説明するなど工夫してきました。 服薬指導に関しては、今後も力を入れていきたいと思っています。

導入前の課題

紙薬歴の限界・・・。でも、ピンとくる電子薬歴が見つからない。

秦野店では、紙薬歴を使っていたのですが、課題は多岐に渡っていました。
1点目は、薬歴作成に非常に時間がかかることです 。
例えば、夏と冬と比較すると、冬の方が圧倒的に患者様が多いので、冬になると一気に残業時間が延びてしまいます。

2点目は、紙薬歴とは直接関係ありませんが、薬剤師による薬歴内容のバラつきが課題でした。
薬に対する副作用や相互作用などしっかり書いてくれる薬剤師もいれば、ちょっと内容が抜けてしまう薬剤師もいて、薬剤師によっての薬歴内容の差が大きかったです。

3点目は 、慢性疾患の患者様の薬歴作成です。
大きな変化がない分、書く内容が無いことに困っていました。
薬歴の内容をとにかくもっと改善して、来てくださった患者様に何らかのメリットを与えることができないと、患者様から選ばれる薬局になっていかないという危機感があります。
慢性疾患の患者様に対しても、なにを提供してそれを薬歴に残していくか、常々悩んできていたところです。

4点目は、ハイリスク薬の加算に関しての課題です。
服薬指導自体は問題なくできていたとしても、その内容をしっかり薬歴に書ききれずに、加算を取ることができませんでした。

加算を取れていないと、国が求めている仕事ができていないことに繋がるので、改善が急務でした。

5点目は、添付文書の確認や禁忌薬のチェック です 。
例えば、自分達がよく使う薬については、ある程度添付文書の内容も把握できています。ただ、併用薬など把握しきれていない薬があると、患者様をお待たせして、添付文書を調べる時間を要してしまいます。
また、患者様の禁忌薬や重要事項の見落としに関しても不安を持っていました。もちろん薬歴の方もかなり工夫して、見落としがないようにしていますが 、それでも不安は常にあったことも事実です。

このように課題も多岐に渡っており、紙薬歴の限界を感じていました。
そこで、3、4年ぐらい前から電子薬歴の導入を検討しており、様々な展示会に参加して、実際に電子薬歴のデモを受けたり、他社の薬局で使っている薬歴を実際に操作させてもらったりして、比較検討はしていました。
そんな中、ソラミチシステムから営業電話がかかってきて、その話に興味をもってデモにきていただいたのが、『CARADA 電子薬歴 Solamichi』(以下『CARADA 電子薬歴』)との出会いです。

導入の決め手

値段の安さと使いやすさの両方を兼ね備えた電子薬歴

一番の決め手は、「使いやすさ」でした。
例えば、患者画面を開くと過去の薬歴が左に出て、新しいものが右に移っていく。これが非常に読み慣れている本の並びなので、本当に見やすい です。

また、家族呼び出し機能も魅力でした。
秦野店に来局される患者様は、家族連れが非常に多いです 。家族連れだと「処方箋を持っていないんだけど、こないだの薬についてもう 1回話を聞きたい」といった要望があるのですが、「家族呼び出し機能」で解決できます。
他にも、触るボタンが一箇所にまとまっていて、操作性が非常にシンプルな点も魅力です 。

実際、全てのスタッフが非常に短時間で『CARADA 電子薬歴』に慣れてくれました。薬歴の作成時間が短くなり、今はほぼ残業時間がゼロになっています。紙薬歴の時に不安を感じていた、禁忌薬や飲み合わせのチェックも、該当薬があれば 患者画面にて赤字で表示されるので見落としの心配がなくなりました。

導入の決め手のもう一つ に、「価格の安さ」があります。
実は、レセコン一体型の電子薬歴の導入も検討していましたが、 価格が非常に高くて、ちょっと手が出ないな、という印象がありました。『CARADA 電子薬歴』とは別のクラウド薬歴も検討しましたが 、初期費用がかなり高額だったので導入しませんでした。
結果、値段の安さと使いやすさを両方兼ね備えていた『CARADA 電子薬歴』を選んだ経緯があります。

導入後の変化

「先生たち、仕事が早くなりましたね」スタッフからの嬉しい言葉

10年以上使ってきた紙薬歴からの変更だったので、最初は戸惑う薬剤師も多かったです。
ただ、実際に使ってみると、「指導ナビ」の内容が非常に勉強になっているみたいで、時間があるときは「指導ナビ」の内容を見ながら勉強していたり、添付文書の内容をよく確認している姿が目立つようになりました。
薬歴作成が早くなったため 、その時間を勉強の時間に回すことができるようになっています 。
薬歴作成も、患者様に伝えた内容 ・確認した内容をチェックするだけで、ある程度の薬歴が完成できるので、服薬指導が終わった時点で 8割方は入力完了している状態です。しかも、内容がしっかりしているので非常に満足しています。

実際、事務員や受付スタッフから「先生たち、仕事が早くなりましたね」といった言葉をもらいました。
アットホームな薬局でスタッフ全員が優しいが故に、例えば、私の仕事が残ると、「 何かやることありますか」と残ってくれるので、結果的に残業させてしまう状態だったんですけど、それが今はほとんどありませ ん。想像していた以上にスムーズに電子薬歴に移行出来ています。

今まで一度も取ったことがないハイリスクの加算も、指導ナビにハイリスクの指導の内容が入っているので、指導ナビを見ながら順番にしっかり説明をしています。
結果、今まで一度も取れたことがなかったハイリスクの加算も、今は取れるような状態になっています。

ソラミチシステムはグループ会社がヘルスケアサービスにすごくお力を入れているということで、今後他のサービスと連携されていくことを期待しています。そういった期待も込めて『CARADA 電子薬歴』を選びました。

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