まずは『CARADA 電子薬歴』を導入して、
対人業務の時間を確保することをお勧めしたい

あんず薬局

所在地 佐賀県小城市
開局 2015年
店舗数 1店舗
立地 小児科門前薬局
導入年 2020年
導入前の状況 他社システム利用

インタビュー動画はこちら

2015年の夏、佐賀県の小城市に「あんず薬局」を開局しました。個人的な薬局のイメージが、「閉鎖的で狭い空間」だったので、それを覆すために吹き抜けの待合室を作ったり、開放的な空間を利用した無料での簡単なマッサージの提供など行っています。「楽しく待てる空間」を意識した造りになっています。

導入の目的 薬歴作成時間の短縮
導入の決め手 薬歴作成時間短縮・24時間対応や在宅現場に適していることや将来性
得られた効果 患者様と向き合う時間ができたし、患者様の健康寿命を延ばすために何ができるか、スタッフから積極的に意見が出るように!

薬局の概要・プロフィール

健康寿命を伸ばす薬局へ

今、薬局業界では、対物から対人へと業務が移り変わるといわれている中で、当薬局でも対人業務の強化に取り組んでいます。
その中で一つ、キーワードとなるのが「健康寿命」です。薬局ができる健康寿命を伸ばすお手伝いということで、我々が取り組んでいるのはシナプソロジーという、脳を活性化するメソッドを使った認知機能の向上です。薬剤師、事務合わせて4人にインストラクターを取得してもらい、薬局内や施設訪問の際に、シナプソロジーを実際に体験してもらっています。
また、普段の食生活の指導に関しても、管理栄養士と協力して進めています。一人一人の生活の中に介入していけるよう、少しずつご提案していきながら、患者様の健康寿命を延ばす取り組みを進めています。

導入前の課題

24時間対応、局外だと患者情報が確認できず・・・

来局される患者様の数が多い中で、常に課題に感じていたのが薬歴作成に割く時間です。一人ひとりの患者様と向かい合おうと思えば思うほど、薬歴に記載する内容も増え、作成する時間も長くなっていきます。薬歴の質は向上するのですが、作成時間の長さが原因で、残業が発生していたので、頭を悩ませていました。
また、小児科が門前であるため、例えばお母様とお子さま2名の計3名で来局される機会とかも多いです。今まで使用していた薬歴だと、同時に2名までしか患者画面を開くことができなかったため、非常に不便に感じていました。
加えて、当薬局では24 時間対応を行っているのですが、夜間で家にいるタイミングで患者様からご相談いただくケースが頻繁にあります。その際、一人ひとりの患者様の詳細情報をスタッフ全員が把握していればよいですが、現実的ではありません。そんなときに、家や外出先でも患者様の情報が確認できて、適切な指導ができればいいなと感じていました。それは、在宅の現場でも同じような悩みを持っていました。

導入の決め手

もともと薬歴を変える予定はなかった

実は、もともと薬歴を変える予定はありませんでした。使い慣れたシステムを変えることは、なかなかの手間だと思っていましたから、あまり乗り気になれなかったのです。ただ、『CARADA 電子薬歴 Solamichi』(以下『CARADA 電子薬歴』)の担当の方が丁寧に何度も対応してくれて、私の不安を一つ一つ丁寧に解消してくれたおかげで、「『CARADA 電子薬歴』だったら変えたほうがいいのかもしれない」と気持ちが変化していきました。

決め手になったのは大きく3つあります。
1つ目は、薬歴作成時間の短縮が見込めること。特に、指導ナビは魅力的でした。SOAP形式でいえば、S以外の入力が劇的に早くなりますし、ハイリスク薬の記載にあたっても時間の短縮が見込めました。
2つ目は、何人でも同時に患者画面を開ける点です。今まで課題に感じていた時間のロスを解決できるため、薬歴作成のスピードや患者様とのコミュニケーションの質向上に繋がると思いました。
3つ目は、インターネットの環境さえあれば、どこでも閲覧・作成ができる点です。24時間で対応しているスタッフも、家にいても患者様の情報を確認できるため、安心して対応できるであろうと思いました。さらに、今後の期待としてデータ連携も決め手の一つになりました。

『CARADA 電子薬歴』に付帯している『CARADA お薬手帳』を活用していますが、将来的に電子お薬手帳と電子薬歴が連携し機能が向上すると聞いています。例えば、併用薬などのお薬手帳の情報が自動的に薬歴に反映されれば、重複投与などのチェックの漏れが限りなく少なくなります。そういった機能が将来的に開発される期待も決め手となりました。

導入後の変化

2時間30分かかっていた薬歴作成が45分に劇的変化

今まで2 時間 30 分かかっていた薬歴作成が、『CARADA 電子薬歴』を導入したことで 45 分で終わるようになりました。
勿論、薬歴の質の部分が疎かになっているのではなく、薬歴の質はむしろ向上しているなと感じております。
薬歴を「書く」時間が短縮できたことで、一人ひとりの患者様と向き合える時間を多く確保出来たことが要因です。その結果、S(患者主訴)の部分が非常に充実したことで、薬歴の質も向上しました。一人ひとりの患者様との対話が増えたことで、患者様との関係構築が以前よりも強固になったと実感しています。
さらに、働いているメンバーも時間が生まれたことで、当薬局が掲げている「患者様の健康寿命を延ばすお手伝い」に対して新たな取り組みに関する意見がメンバーから出始め、現場のムードも上がってきていることに喜びを感じています。

また、報告書の作成が非常にスムーズにできています。今は、在宅の現場では事務員と薬剤師の2名体制で動いているのですが、事務員の方に車を運転してもらって、在宅の帰りの道中で薬歴と報告書の作成をしています。薬局に帰ってくるときには完成しているので、今までよりも大きな時間削減に繋がっています。

『CARADA 電子薬歴』を検討している薬局様へ

これからの薬局は対人業務を強化していくことが必須かと思いますが、そのためには薬剤師が対人業務にかけられる時間を生み出すことが不可欠です。そして、薬局、薬剤師が最も時間をかけている仕事のひとつが、薬歴を書く時間ではないでしょうか。その時間を短縮することで、一人ひとりの患者様と向き合う時間が生まれます。さらに、一人ひとりの患者様と向き合うことで、「こういうことをやっていこう、ああいうことをやっていこう」という、新しい発想が生まれてくるのだと思います。薬局の価値は、今は低い状態にあると個人的には思っています。薬局の価値を高めていくうえでも、一つひとつの対人業務、ひとりひとりの患者様に対する思いやりが重要になってくると信じています。そのためにも、まずは『CARADA 電子薬歴』を導入して、対人業務の時間を確保することをお勧めしたいです。また、アフターフォローも満足しています。よく連絡を下さいますし、顔を出してくれるので、『CARADA 電子薬歴』への信頼は厚いです。

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