『CARADA 電子薬歴』に切り替え後、起動の速さに驚き
フォローアップにも積極活用

溝上薬局白石店

所在地 佐賀県杵島郡白石町
店舗数

70以上/グループ全体

立地 病院の近く
導入年 2019年11月
導入前の状況 他社システム利用

インタビュー動画

溝上薬局白石店は佐賀県の中南部、有明海に面した白石町の内陸部にある。佐賀県・福岡県を中心に地元に根差した活動を続ける老舗薬局・株式会社ミズが運営する店舗だ。目の前には内科・外科などを抱える総合病院がある。『CARADA 電子薬歴 Solamichi』(以下、『CARADA 電子薬歴』)を導入したのは19年11月。同店の薬局長・小野裕太郎さんに話を聞いた。

導入の目的

薬歴作成時間の短縮

得られた効果

以前のシステムと比較し、手入力の労力が省けるかつ、指導文例が豊富で薬剤師の学びにもつながっている。

御社は錠剤分包機の導入など店舗運営の機械化・システム化に早くから取り組まれているそうですね。調剤ミスをなくすための調剤監査支援システム(PDA)も導入されています。どのように使われているのでしょう 。

PDAは導入してから4年くらいになります。処方箋、調剤薬それぞれのバーコードを読み取って薬の種類や分量が間違っていないか確認するためのものです。間違いがあるとアラートで知らせてくれます。

処方箋にもバーコードが必要ということは、病院側にも同様のシステムが必要になるということですね。

病院でもレセコンで二次元バーコードの印刷を設定する必要があります。それがなければひとつひとつ手打ちしていくことになります。さいわい、目の前の病院は数年前から対応してくださっているので、その手間は省けています。

ほかにシステム化されているものはありますか。

オリジナルの電子お薬手帳もありますが、白石店では患者さんに高齢の方が多いこともあって、そこまで普及していません。福岡など都市部や小児科の患者さんが多い店舗はまた違うと思いますが。あとは薬の自動発注システムですね。在庫管理から発注まですべてパソコンが自動的にやってくれるので、発注に関する負担はほとんどありません。

電子薬歴も以前から使用されていたそうですね。グループのなかで白石店ほか数店舗が『CARADA 電子薬歴』に切り替わりました。

以前使用していたのはレセコン一体型の電子薬歴で、白石店に異動する前の店ではそのタイプでした。白石店に来て初めて『CARADA 電子薬歴』を使ったときに感じたのは、速いっ、ということです(笑)。びっくりしました。それまでは患者さんの名前をクリックしてからデータが表示されるまでに1分間くらいかかっていたのでなおさらです。患者さんから相談を受けたとき、目の前にご本人がいるのに画面が立ち上がらず、困るというような状況でしたからね。

操作性についてはいかがでしょう。

基本的な指導内容はクリックで済むので便利だと思います。それ以外の内容を打ち込んでも1件あたり1、2分で済むので薬歴作成にかかる時間は短くなりました。手入力が少なくなった分、以前存在した薬剤師による薬歴内容のボリューム差も解消されました。指導文例が薬剤師にとって学びになる点もいいと思います。ヘルプで来られた方には『CARADA 電子薬歴』を初めて使う方もいますが、業務開始前に説明すれば、みなさんとくに問題なく使えるようになります。もちろんわからない点が出れば説明はしますが、感覚的に対応できるようです。

記入する内容面で、以前使われていた薬歴と比較して変わった部分はありますか。

薬歴作成の時間は実際に減っています。「指導ナビ」を使って、医薬品ごとにボタンをクリックしていくだけですからね。実際に文章を書く労力が省けるのでたいへんありがたい。以前使用していたシステムにも類似の機能はありましたが、文章テンプレートの量にかなり差があります。患者に対面指導するときや、薬の添付文書を作成する際に参考にできるのも便利ですね。

薬歴作成は投薬しながらですか。それとも業務の合間を見てやるのでしょうか。

午後2時くらいまでは患者さんがほぼ途切れることなく来られるので同時にやることは難しいのですが、それ以外の時間帯であれば服薬指導をしながら画面操作もするようにしています。

クラウド型の利便性を感じることはありますか。

アップデートをこちらの端末でやらなくて済むのがいいですね。以前はアップデートのたびに担当の方が見えて一台ずつ操作されていました。情報の早さも感じます。調剤報酬改定などがあると、すぐに反映されますから。

がん患者と認知症患者をフォローアップ

20年9月からは服薬指導のフォローアップが義務化されました。ミズさんでは「ダイレクト・テレフォン」という名称で、各店舗積極的にフォローアップを進められています。白石店ではどのような形で実施されていますか。

ダイレクト・テレフォンをすると決まったときに、店舗内でどういう患者さんを優先するべきか検討して、抗がん剤を服用されている方、認知症の方を当面の対象にすることにしました。抗がん剤の方は副作用が出ていないか、認知症の方は薬をきちんと服用されているかが、おもな確認事項になります。

いずれも命の問題に直結しそうです。病院とも連絡は取りあっているのですか。

病院と近隣の薬局が集まって、がんの勉強会をしたことがあります。その場で病院の薬剤局長からは、服薬状況や副作用の有無は病院ではわからないのでフォローをお願いしますと依頼されました。副作用などの情報はこちらからフィードバックするようにしていますし、いくつかの項目で情報を共有するような試みもいま進めているところです。がん患者については、注射ではなく経口で抗がん剤投与という治療も多くなっています。そのようなケースでは薬局によるフォローは欠かせません。

『CARADA 電子薬歴』も昨年フォローアップをサポートするToDo機能を実装しました。利用されていますか。

抗がん剤を服用されている患者さんは名前のところに「患者マーク」機能を使って、マークをつけるようにしています。これでひとめでがん患者であることがわかります。投薬のときはToDo機能で「投薬の数日後に連絡」などと記入して、連絡のし忘れを防止するようにしています。フォローアップした際には、もちろん薬歴にも反映させています。

ToDoリストに連絡予定日時を記載し、連絡漏れを防ぐ。なお今後は処方データを取り込んだ際にフォローアップが必要な患者には自動的にマークがつく機能も実装予定。

フォローアップはまだまだ周知が行き届いていない面があります。薬局から電話がかかって来るということに抵抗を示す患者さんはいませんか。

投薬の際に後日連絡する旨を説明してご理解いただくようにしています。事前案内なしに電話するケースもありますが、電話に出られたときにきちんと理由を説明することでほとんどの方が納得されます。

フォローアップは薬剤師に新たに追加された業務です。負担は感じませんか。

フォローアップは義務化されたことですし、負担に感じることはありませんね。現在は月に20件ほどですが、今後これを増やしていきたいと考えていて、どのような患者さんに対象を広げるべきか検討しているところです。『CARADA 電子薬歴』への切り替えや、機械化による業務の効率化はこうした業務に充てる時間を捻出することが目的だとも思っています。

薬剤師として今後の目標はありますか。

薬剤師になって5年になります。これまでは幅広く経験してきました。今後は専門性を高めていきたいと考えています。たとえば、白石店には透析患者の方も多く来られるのですが、そうした糖尿病患者のケアにあたる糖尿病療養指導士という資格。これを取得することによって、生活習慣そのものへの指導やアプローチができるようになります。そういった資格、知識を持つことで、入社当初から目標としている「患者さんに必要とされる薬剤師」に近づけるのではないかと考えています。

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