事業継承後に紙薬歴の改善策を模索
電子薬歴化で監査への不安を一掃

21薬局

所在地 長崎県長崎市
開局

2001年

店舗数

1店舗

常駐薬剤師数 1人
導入年月 2020年8月
導入前の状況 紙薬歴

21薬局は長崎市のシーボルト通りで営業する調剤薬局。周辺には総合病院や複数のクリニックがある。薬局名は、2001年という開局年に由来する。20年8月、『CARADA電子薬歴 Solamichi』(以下、『CARADA電子薬歴』)を導入した。経営にあたる薬剤師・今村朋史さんに話を聞いた。

導入の目的

薬歴の充実と作成の効率化

導入の決め手 患者に投薬をした後、次の患者が来るまでに書けるスピード感
得られた効果 患者さんを待たせる時間も、薬歴を書く時間も短縮

紙薬歴から電子薬歴への切り替えを決めた理由

「働きやすさ」と「充実した薬歴」の両立を実現するため電子薬歴導入を決意

今村さんが前経営者から薬局の経営を引き継いだのは約2年前のこと。それ以前の約1年間は前経営者とともに働き、業務や経営について学んだ。経営者になったあとは、多忙な業務の中で手をつけられてなかった薬歴の改善に向けて動き出した。そのひとつが薬歴作成業務だ。以前は紙薬歴だった。
紙での薬歴作成業務は、薬剤師への負担が少なくない。残業につながることもある。時間短縮のために薬歴の記載内容を必要最小限に整理することも多かった。

「薬剤師なら誰もが考えることですが、監査、指導が入ったときに、その薬歴で通るのか」という不安を今村さんも抱えていた。しかし「従業員が働きやすい環境」を重視する今村さんは、紙薬歴のままで薬歴のさらなる充実を従業員に求めることはできなかった。

電子薬歴に求めるのはスピード感

『CARADA 電子薬歴』を選んだ理由

そんなとき、店舗に『CARADA 電子薬歴』のパンフレットが送られてきた。さらに学会に参加したときに、会場に出展していた『CARADA 電子薬歴』のブースで実物を操作する機会を得て、「いいな」と実感した。とくに気に入ったのはスピード感だった。「患者に投薬をした後、次の患者が来るまでに書ける」という今村さんが電子薬歴に求める条件を満たしていた。

指導ナビは処方する薬ごとに「効能」「副作用」が表示される。表示内容に従って患者に指導・説明することができる。各項目をクリックすれば自動作成される薬歴にも反映される。
ランニングコストの安さも導入への後押しになった。とくに複数の端末で使っても金額が変わらない点が大きかった。21薬局では在宅訪問にも力を入れていて、訪問先では「患者さんの自宅で薬歴が見られて、それをもとに説明ができる」タブレットが必須となるからだ。

在宅訪問での報告書作成業務も負担軽減

在宅訪問では、訪問管理指導報告書の作成が求められる。以前はエクセルを使ってオリジナルの様式を作って文章を打ち込んでいたが、『CARADA 電子薬歴』には報告書の様式が用意されているため、そうした手間も不要になった。「簡潔に、それでいて内容的にはきちんとしたものが書けるようになりました」

紙薬歴からの移行にかかる労力はその後の業務効率化のため

紙薬歴から『CARADA 電子薬歴』へのデータ移行には、およそ2ヵ月から3カ月くらいを要した。その間は多忙を極めたものの、完全に電子化されたいまでは、以前と比較して業務は効率化された。「患者さんを待たせる時間も、薬歴を書く時間も短くなっています」という。

薬歴業務の効率化で生まれた余裕を患者さんとの時間へ

薬歴の内容も厚みを増したことで、監査や指導に対しての不安もなくなった。今後は、『CARADA 電子薬歴』導入によってできた時間を、患者へのより丁寧な服薬指導に充てていく予定だ。

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