しょうなん調剤薬局妙音通店
所在地 | 愛知県名古屋市 |
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店舗数 |
19店舗 |
常駐薬剤師数 | 1人 |
立地 | 小児科クリニック門前 |
導入年月 | 2021年6月 |
導入前の状況 | 他社システム利用 |
名古屋市内を中心に直営19店を運営するしょうなん調剤薬局は、直営全店での『CARADA 電子薬歴Solamichi』(以下『CARADA 電子薬歴』)導入を決定した。21年6月に導入した妙音通店で、同店の管理薬剤師・纐纈(こうけつ)和芳さんに、導入後の変化について聞いた。
導入の目的 | グループ内の薬歴システム変更により導入 |
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導入の決め手 |
1人薬剤師体制と在宅業務の負担軽減 |
得られた効果 | 加算取得にも安心感が得られ、在宅業務の負担も軽減 |
食物アレルギーの患者さんが多いですね。アレルギー物質を特定した後、経口負荷試験で物質の量を少しずつ増やして閾値を探っていって、少しずつ症状を治めていきます。
経口負荷試験では蕁麻疹が出ることもあるので、その症状を抑えるための薬が処方されます。試験の内容、摂取した物質の量や、その後の経過観察の結果などを保護者の方に確認することも重要になります。
季節性のものになりますかね。たとえばインフルエンザ。昨年の冬はコロナ禍で人との接触が減ったせいか、患者さんはゼロでしたが。今年の夏はRSウイルスが保育園などで大流行して、1日60人もの患者数になったこともありました。
取っています。『CARADA 電子薬歴』の指導ナビに従ってチェックを入れていけば要件を満たしてくれるので助かっています。以前も取ってはいたのですが、この内容で個別指導を通るのだろうかという不安が常にありました。その不安がいまではなくなりました。
1人ですべてやらないとならないので、調剤と服薬指導が優先事項になって、薬歴がどうしても後回しになってしまいます。
薬歴作成の時間は実際に減っています。要因としては、先ほど申し上げたように選択していくだけで必要な情報がほぼ網羅される点と、1画面に必要な情報がすべてまとめられている点をあげられると思います。前回、前々回の処方内容の確認もすぐにできるので、いちいち検索をかけたり別のページに飛ぶ必要がありません。
以前の電子薬歴はタブレットで操作するタイプでした。画面が小さい分、1画面で表示される情報は限定されます。必要な情報が掲載されている位置までフリック操作が必要で、そのぶん時間のロスが生じていました。もうひとつ、タッチ操作で文章を入力しなくてはならないことも大変でした。
見落としてはならない点を強調表示してくれることです。たとえば、副作用。薬名の部分にしっかり表示されます。以前の電子薬歴ではその情報を出す際にもページをめくっていく必要がありました。
もうひとつ、小児科では子どもの年齢によって薬の分量が変わることがありますが、対象年齢に達したお子さんについては基礎情報欄で注意喚起してくれること。具体例をあげると抗ヒスタミン薬のドライシロップ。2歳を機に0.6gから1.2gに増量する必要があるのですが、『CARADA 電子薬歴』では2歳に達した時点でアラート表示してくれます。こうした小さな、でも重要な情報を明確に伝えてくれる機能は、現場からするとありがたいものです。
ほかには検査値の入力部分がいいですね。変化があったときにひとめでわかります。たとえば大病院にかかられている患者さんにふだんは出されていない抗生物質が処方されたとき、血液検査の検査値を見れば、「ああ、これは細菌感染か」というようにその原因を特定できます。
高齢者施設の28名の患者さんを担当しています。さらに18名が追加される予定です。
一包化、患者名の印刷などの諸作業を終えて、できたものを朝昼晩と分けて専用の吊り下げラックに収めていきます。もちろん事務の方にも手伝ってもらいますが、作業は大変です。処方箋は事前に送っていただいているのですが、直前に変更になることもあったり(苦笑)
それも時間のかかる作業ですが『CARADA 電子薬歴』導入後は、用意されているひな形を使えばいいので作成が楽になりました。以前はオリジナルでシートを用意して、そこに記入していっていたので。
薬歴の書きやすさ、見やすさ、速さですね。業務が楽になるのは間違いありません。
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