開局初日から使いやすさを実感
薬剤師“あるある”の悩みも解消

表町調剤薬局

所在地 新潟県長岡市
開局

2022年

店舗数

8店舗

常駐薬剤師数 2人
立地 診療所門前
導入年月 2022年4月
導入前の状況 新規開局

インタビュー動画

表町調剤薬局は、新潟県で8店の調剤薬局を運営するミドリ薬品株式会社が、22年4月に長岡市に新規オープンした調剤薬局。開局に合わせて、グループ内で初めて『CARADA 電子薬歴Solamichi』(以下『CARADA 電子薬歴』)を導入した。管理薬剤師の大原喜代美さんに、導入の経緯と、以前使用していた電子薬歴との違いについて聞いた。

導入の目的

薬歴作成にかかる労力・時間の削減

導入の決め手

「指導ナビ」と簡易な操作性

得られた効果 患者への指導内容の迷い解消、薬歴作成時間の短縮

4月に開局したばかりだそうですね。

はい。近隣の薬局が閉局したこともあって、クリニックに隣接するこの場所で新規開局しました。

大原さんはグループ内の別店舗から異動してきたのですか。

いえ。実は3月末まで別法人の調剤薬局に勤めていました。退社を決めていたときに、新規開局する店があるから、とお声がけいただきました。

3月末まで別の薬局で働いていたとなると、開店準備などは大変だったのではないですか。

開局日は4月6日ですから、準備は一週間もないくらいでした。もちろんそれ以前も休日や勤務時間外に社長と打ち合わせはしていましたが、タイトなスケジュールでした(苦笑)

『CARADA 電子薬歴』を使われたことはあったのですか。

ありませんでした。開局前に使ったのは、1月中旬だったと思いますが、卸の方がデモに来られたとき1回きりです。

デモに立ち会われたということは、導入する電子薬歴についての意見を求められたということですか。

はい。こちらの店舗への勤務が決まったときに、社長には、グループ内で旧来から使っているレセコン一体型の電子薬歴は使いづらいので他のものにしてほしいと要望しました。私が別法人で長年使用していた電子薬歴と、グループで導入している電子薬歴が、偶然同じものだったのです。『CARADA 電子薬歴』は、手打ちで書き込む分量が少なくて済み、操作しやすいということだったので、私も導入に賛成しました。

以前使用されていた電子薬歴は、どのような点に使いづらさを感じていたのですか。

いくつかありますが、主なところでは画面の構成がわかりづらかったこと、手打ちで書き込む項目が多くて薬歴作成に時間がかかったことがあげられます。

『CARADA 電子薬歴』になって、その点は改善されましたか。

よくなったと思います。画面構成は前回、前々回の薬歴との比較がわかりやすくなりましたし、手打ちで書き込む内容は、SOAPで言えば、SとAの部分だけで、それ以外は基本的にはクリックするだけ済みます。以前は一から十まですべて書く必要があって、システム側からサポートしてくれる部分はほとんどありませんでした。

先ほど、デモのときに触っただけで開局を迎えた、と言われていました。当日、問題なく操作できたのでしょうか。

基本的な操作は、画面を見て感覚的にわかりましたし、とくに問題はありませんでした。患者基礎情報もごく標準的だったので汎用の問診票を利用することで埋めることができました。以前使用していた電子薬歴は基礎情報もちょっと独特で、汎用の問診票とは内容が一致していなかったので、助かりました。

大原さんは開局にあたり、旧来の電子薬歴の変更を社長に依頼。『CARADA 電子薬歴』導入となった。

指導ナビの利用で「何を聞こうか」の悩みを解消

ふだんの業務で、指導ナビを使われていますか。

使っています。デモのときに説明してもらって、惹かれた機能です。長年小児科の門前薬局に勤めていて、患者さんに確認する事項を何にするか毎回悩んでいたので、その悩みからようやく解放されると思いました(笑)

指導ナビは、ハイリスク薬加算の算定要件を満たす薬歴の作成にも効果を発揮します。ハイリスク薬加算は取られていますか。

ハイリスク薬加算が取りやすいということも、デモのときに聞きました。積極的に活用したいと考えていますが、現状ではまだ算定していません。新規開局したばかりで、まだ複数回処方した患者さんが少ないからです。何回か処方を重ねて、情報が積みあがって、患者さんとコミュニケーションが取れる段階になってから始めたいと考えています。

ハイリスク薬加算の算定には慎重さが必要ということですね。

患者さんの状況を把握してからでないと、適切な服薬指導はできないので、ある程度の準備期間が必要になります。以前働いていた会社では、個別指導でハイリスク薬加算が認められずに返納請求された店舗もありました。そういう事例を知っているので、慎重にはなります。

新規開局ということで1年後には個別指導も気になりますね。薬歴に関しては、個別指導対策として有効だと思われますか。

新規開局に伴う個別指導に立ち会った経験は過去に2回あります。とくに問題はありませんでしたし、今回もないと思います。薬歴内容についても、『CARADA 電子薬歴』さんを信じています(笑)

薬歴作成以外で、便利だと思う機能はありますか。

小さなところではふたつあります。ひとつは薬剤名の予測変換。最初の3文字を打つだけで候補がずらりと表示されます。もうひとつが、患者基礎情報内の住所からMAPにアクセスできる機能です。来られる患者さんのお住まいを分布図として把握しておくことで見えてくることもあると考えて、利用しています。

ほかに以前の電子薬歴と比較して便利になったと思う点はありますか。

クラウド型ならではの利点だと思いますが、アップデートです。情報が頻繁に更新されますし、システム的なアップデートも自動的にやってくれます。以前はそうはいきませんでした。送られてきたCDをパソコンに読み込ませて、更新作業をする必要がありました。パソコンの台数分だけ作業が必要だったので、時間がかかりました。

グループの他店舗では、まだ旧来の電子薬歴を使われているそうですね。

グループ店舗の中では、この店が初めての導入店舗です。社長は、業務効率が良くなるならほかの店舗も順次切り替えていくと言っていました。

となると大原さんは社長から『CARADA 電子薬歴』についての評価を求められているのですね。

はい。そういうことです(笑)。使い勝手がいいと報告しています。

ありがとうございます。最後の質問になりますが、今後の展望、目標について教えてください。

介護や在宅医療との連携ですね。いずれ外来だけではなく、店の外での活動にも対応できるようにしたいと考えています。手始めに、近々この地域で開かれる地域医療の多職種会議に出席する予定です。

右は同僚薬剤師の岸祥子さん。大原さんは岸さんに声をかけられて、同社への就職を決めたという。

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