2022.03.16
2年に1度行われる調剤報酬改定の改定年である今年は、対物中心から対人中心への転換の推進が掲げられ、評価体系の見直しにより「薬剤調整料」・「調剤管理料」・「服薬管理指導料」が新設されました。地域医療に貢献する薬局の体制等を評価する「地域支援体制加算」の改定や一定の期間内であれば反復使用できる「リフィル処方箋」の導入、「オンライン服薬指導」の評価の見直しなど実務にも関係が深い項目の改定がなされます。
今回の改正は、高齢化により働き手が減少することが予想される社会の中で、薬局業界では、デジタルの導入・連携によって業務効率化を図り、効率化で生まれた時間を対人業務へとシフトさせていく、という流れが加速しているとも捉えることができます。
本セミナーでは、令和4年の診療報酬改定のポイントをわかりやすく説明します。さらに、今回の改定が薬局経営にどのような影響を与えるのか、薬局経営の事例データをもとに解説します。
【セミナー概要】
●開催日時:
・3月26日(土)14:00~16:00
・3月30日(水)19:00~21:00
●会場:オンライン(Zoomにて配信)
●参加対象者:薬剤師・薬局関係者
●参加費用:無料
【プログラム】
1.令和4年度調剤報酬改定のポイント解説
・調剤報酬改定での変更点と薬局に求められていることとは?
・対物業務からの対人業務へのシフトするために必要なこと
(服薬フォローアップ、在宅医療の重要性について)
・地域支援体制加算の変更点から、これまで取り組くむことができていない項目の克服方法
(在宅訪問件数やトレーシングレポートの提出回数を増やすためには?)
2.調剤報酬改定による経営数値への影響について(薬局経営の事例データをもとに解説)
・「地域支援体制加算」・「調剤基本料」・「後発医薬品調剤体制加算」などの影響についてモデル薬局をベースに収益変化をシミュレーション
・シミュレーション結果をもとに注力すべきポイントを解説
3.調剤報酬改定で活用できるクラウド電子薬歴システム『CARADA 電子薬歴 Solamichi』の機能について
・服薬期間中のフォローアップ「服薬フォロー」機能
・在宅報告書・トレーシングレポートなど作成サポート機能
・服薬指導とその情報管理をナビゲーションする「指導ナビ」
【講師】
株式会社メディセオ
執行役員 営業本部 副本部長
上野 徹志
株式会社メディセオ
営業企画部 マネージャー
真砂 一誠