患者情報の仕分け、読み込みが簡単に
在宅訪問業務の効率化にも寄与

しょうなん調剤薬局上野店

所在地 愛知県名古屋市
開局

2016年

店舗数

10店舗以上

常駐薬剤師数 1人
立地 耳鼻咽頭科近隣
導入年月 2021年9月
導入前の状況 他社システム利用

インタビュー動画

名古屋市を中心に店舗展開するしょうなん調剤薬局は、直営全店舗で『CARADA 電子薬歴 Solamichi』(以下『CARADA 電子薬歴』)の導入を決め、順次切り替えを進めている。21年9月に導入した上野店で、管理薬剤師の小林正佳さんに導入後の業務の変化について話を聞いた。

導入の目的

在宅訪問の強化のための事務作業負担軽減

導入の決め手 本部の意向で切り替えることに
得られた効果 患者情報の仕分けなど細かい仕様が在宅業務を効率化、他社電子薬歴と比較したことがなく使いづらいことすらわからずであったことに気が付く

耳鼻咽喉科の門前にありますね。

外来は患者さんの大半が門前のクリニックからです。耳鼻咽喉科なので花粉症など季節性の患者さんが多く、春先は一日100人くらい来局することも珍しくありません。一方でオフシーズンには10人ほどになってしまうこともあります。

患者数の差が激しいですね。

オフシーズンのことを考えると外来だけで店舗を維持するのは大変です。そのため、いまは在宅訪問に力を入れています。今後さらに高齢化が進んで、在宅訪問の必要性はますます増えると予想されるからです。

在宅訪問は薬剤師にかかる負担が大きいと聞きます。

調剤に加えて求められる準備が大変です。一包化をして薬カレンダーにセットして、さらに作業工程ごとにミスがないかを確認しなくてはなりません。それでも、在宅訪問については私が3年前この会社に就職して、上野店に配属になったときから力を入れていきたいと本部に要望していたことでもあるので、やりがいを感じています。

在宅訪問では、薬局外の人たちとのコミュニケーションも重要になりそうです。

医師、看護師、ケアマネージャー、施設職員、薬剤師。さまざまな人が関わります。チームとしてまとまるためには連絡、調整、提案といった作業は欠かせません。私は前職がメーカーのMRだったこともあって、医師との話し合いも含めて折衝業務には慣れています。在宅訪問の業務にその経験が役立っていると感じます。

長年製薬会社にMRとして勤務していた小林さん。在宅訪問の業務ではその経験が生かせるという。

患者の種別分類マークで作業を効率化

電子薬歴は、以前は別メーカーのものを使われていました。操作性についてはどのような感想をお持ちでしたか。

調剤薬局に勤務したことはなかったので、電子薬歴を使うのも初めてでした。比較対象になるものがなく、使いやすい、使いづらいということすらわからず、こういうものという認識でした。

『CARADA 電子薬歴』に切り替わって、便利になったと感じる部分はありますか。

在宅訪問の患者さんを分類するマークですね。たとえば施設ごとにマークを変えておけば、そのマークから対象になる患者さんを一括して呼び出すことができます。以前の電子薬歴では一覧表から対象となる患者さんをひとりひとりピックアップしていました。対象のマークの患者さんの報告書も一括してプリントアウトできる点で、以前より作業が楽になったと感じます。

報告書はどのような形で送られているのでしょうか。

プリントしたうえで、手作業で1枚1枚FAX送信しています。以前PDFからのデータ送信を試みたこともあるのですが、送付状との結合作業が必要になるなど、かえって手間がかかる結果になってしまいました。面倒ではありますが、事務スタッフの手も借りながらやるようにしています。

使い始めて1か月ですが、操作には慣れましたか。

ひととおり使ってみて、この場合はどうするべきか、などの課題が見つかってきたという段階です。たとえば、在宅訪問先で医師や看護師から受けた連絡事項をどこに書くべきか。患者メモ、あるいはサマリー。ただ両方とも基礎情報部分なので薬歴とは直接的には結び付きません。その場合は申し送り事項に書くべきなのか……。在宅訪問で生じるさまざまな状況をフォローする機能もつけてもらいたいと思っています。

最後に『CARADA 電子薬歴』に期待すること、またしょうなん調剤薬局上野店さんの今後の展開、目標について教えてください。

『CARADA 電子薬歴』については在宅訪問も含めた諸機能の充実など、今後のアップデートに期待をしています。また薬局としては、今後さらに在宅訪問の数を増やしていきたいです。施設への営業活動は基本的に本部主導ですが、たとえばこの近辺にも高齢者施設がたくさんあります。時間を見て私自ら営業活動もできればと考えています。

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