ちぐさ薬局
所在地 | 千葉市 |
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店舗数 |
1店舗 |
立地 | 病院の近く |
導入年月 | 2021年3月 |
導入前の状況 | 他社システム利用 |
ちぐさ薬局は千葉市花見川区で約20年間にわたって地域医療の一端を担ってきた。地域住民の高齢化の影響もあって、ここ数年は在宅訪問の件数が増加。薬歴業務の効率化を求めて『CARADA 電子薬歴Solamichi』(以下『CARADA 電子薬歴』)に切り替えた。同店の薬剤師・時田さんに、導入の経緯、導入後の変化について聞いた。
導入の目的 |
在宅と外来における業務効率化と薬歴作成時間の短縮 |
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導入の決め手 |
薬局内外から同時にいつでも薬歴にアクセスが可能である点 |
得られた効果 | 薬歴への同時アクセスが可能になり業務が効率化、薬歴作成時間の短縮 |
高齢化が進んでいる地域です。開局して20年ほどになりますが、当時60代だった方が、いまでは80代になって……と皆さんお年を召されてきています。
処方箋の枚数は1日あたりおよそ70枚から100枚ですが、その半分くらいが向かいの診療所からです。残りは、近隣の大学病院や大型病院で受診された方と、5年ほど前から始めた在宅訪問になります。
大きな病院のさまざまな科からの処方箋を受け付けるので、約2000種類の薬を常備しています。この規模の薬局にしては多いほうだと思います。
有料老人ホームやグループホームなどの施設が中心です。80名の処方を請け負っている大型施設もあります。
私が担当している施設は約20名ほどですが、それぞれ錠数も多く、一包化、監査、さらにホッチキスで止めて……とやっているので時間がかかります。外来患者さんの業務も行いながらの作業なのでなおさらです。
薬歴作成は、以前は業務のすきま時間を使っていたのですが、そこに在宅業務が入ってしまった。薬歴は後回しになって、業務時間内に終えることができないことも、という状況に陥っていました。
やむなくシフトの休日などを利用して自宅からリモートで対応しようとしたのですが、以前利用していたレセコン一体型の電子薬歴は仕様上、店舗で稼働させている間は外部からログインできない。店舗が休みになる日曜日か、平日の夜中しか作業できず、薬歴作成の遅れを解消することができませんでした。これが『CARADA 電子薬歴』に切り替えた大きな理由です。クラウド型なら同時にいつでも作業できますから。
今日もほかのスタッフと、薬歴の作成時間が短くなったと話していたところです。大きな要因として、主要項目が1画面にまとめられている点をあげられると思います。以前使用していた電子薬歴は違いました。処方歴、併用薬など細かくページ分けされていたので、患者さんひとりあたり5~6ページ開く必要がありました。クリック数の差が時短につながっているのだと思います。
指導ナビは便利だと思います。たとえばバイアスピリンのような血栓予防の医薬品では、主作用の血栓予防の効果がある一方で、出血のリスクもあります。そうしたリスクに関係する情報が指導ナビで網羅されているので、患者さんに確認すべき事柄を漏れなく尋ねられるようになったと感じています。一方で、形式としては以前のようにSOAPにはなっていないので、そのあたりは慣れが必要だと思います。
食事の状況や、体調の変化など患者さんの情報を記載する必要はありますが、大きな変化がない場合は前回情報をもとに書くことができますし、薬歴の内容がそのまま報告書にも反映されるようになっているので、とくに手間とは感じませんね。むしろ作成後に、プリンターから出力する手間のほうが大きいかもしれません(苦笑)。プリントすることなく、作成したデータのままCDに書き出して医師に送ることもあります。
いえ、タブレットはまだです。あれば便利になるでしょうね。たとえば80人の有料老人ホームには別の担当者が往診同行しているのですが、タブレットにすれば薬歴をプリントアウトせずに済みますし、検温や血圧の数値もその場で入力できます。それだけでも薬歴作成にかかる手間は相当軽減されると思います。担当者のほうから時期を見て社長にタブレット購入の要望をあげてもらえれば、と(笑)
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