薬歴の負担がほぼゼロに。
「かかりつけ患者」が増え続ける薬局へ

薬樹薬局飯田橋

所在地

東京都新宿区

開局

平成7年8月

店舗数

100店舗以上

薬剤師数

6人

立地

病院近く

ソラミチ導入年

2025年1月

導入前の状況

他社システム利用

インタビュー動画

東京・飯田橋の総合病院や精神科クリニックの近くに立地し、1日約60枚の処方箋を受け付ける薬樹薬局飯田橋。薬剤師6名のうち3名がママ薬剤師という、時短勤務スタッフが多い職場では、夕方の混雑時に薬歴が積み上がることが長年の課題だった。
『CARADA 電子薬歴 Solamichi』(以下『CARADA 電子薬歴』)の導入を機に、その状況はどう変わったのか。ともに時短勤務で働く薬剤師の染谷 瑶子さんと藤川 百合香さんに話を聞いた。


導入の目的

時短勤務スタッフが多い中、薬歴入力の負担と残業を減らすため

導入の決め手

服薬指導の音声をAIが自動でSOAP形式に要約し、ほぼ修正なしで薬歴に反映できる機能

得られた効果

月10時間の残業削減、かかりつけ担当患者数の増加、患者との会話時間の拡大


――― 染谷さんにお伺いします。導入前、薬歴作成で感じていた課題はどんなことでしたか?

時短勤務なので定時で退勤しなければならないのですが、夕方の混雑時に薬歴が溜まってしまうと、翌日以降に持ち越すことがありました。そのため、薬歴を入力する時間を確保するために、他のスタッフに投薬を代わってもらうことも少なくありませんでした。負担をかけてしまうことへの焦りや申し訳なさもあり、とてもつらかったです。

――― 薬歴以外に困っていたことはありましたか?

患者様とじっくり話したいのに、次の患者様が待っていると思うと、話を切り上げてしまっていました。本当は「最近、体調はいかがですか?」と広く聞きたいのに、「お変わりないですか?」という閉じた質問にしてしまうこともありました。

もう一つの課題は後輩への指導です。薬歴を入力してもらわないと残業につながってしまうため、指導の時間を十分に取れず、業務上の連絡しかできませんでした。

――― 『CARADA 電子薬歴』の導入で、それらはどう変わりましたか?

患者様とじっくりお話ししても、AIが薬歴に必要な内容を自動で要約してくれるので、安心して「最近どうですか?」と聞けるようになりました。その結果、患者様の言葉をしっかり引き出しながら、内容の充実した薬歴を効率よく作成できるようになっています。

また、薬歴の入力時間が短くなったことでスタッフ同士のコミュニケーションも増え、若手スタッフを指導する余裕も生まれました。

――― 服薬指導のスタイルにも変化はありましたか?

パソコンやメモに目を落とすことなく、患者様のお話をしっかり傾聴できるようになりました。マイクもあまり目立たないので、患者様から「このマイクは何ですか?」と聞かれることもなく、自然に会話に集中できています。処方内容だけでなく、ご家族のことや生活背景についても踏み込んでお話しできるようになりました。処方箋がなくても相談していただくことが増えてきたのは、そうした日頃のコミュニケーションの積み重ねが信頼につながっているからだと感じています。

――― 数値面での効果はいかがでしょうか。

導入前の半年と導入後の半年を比べると、月10時間の残業を削減できました。店長の交代など環境の変化もあるので単純な比較は難しいのですが、薬歴入力の負担が大幅に軽減されたことは実感しています。

――― 投薬時間が増えたことで、患者様に変化はありましたか?

最近の例でいうと、薬の流通が不安定で在庫を確保しにくい時期があったのですが、困っていらっしゃる患者様のために、在庫のある薬局を調べてお伝えしたんです。するとその方に「こんなに丁寧に対応してくれる薬局は初めてです。ここのファンになりました。」と言っていただき、それ以来、定期的に来局してくださっています。

がんや精神科の患者様にも、時間をかけてじっくりお話を伺えるようになり、「いつも話をわかってくれてありがとう」と言っていただくことがありました。一人ひとりと向き合う時間が生まれたことが、継続して来局していただけることや信頼関係づくりにつながっていると感じています。

――― 操作感や習熟までの期間はいかがでしたか?

最初は録音ボタンを押し忘れることもありましたが、1〜2か月ほどで「こういう話し方をすると、このように薬歴へ反映される」という感覚がつかめるようになり、手直しの回数もぐんと減りました。ボタンを押すだけのシンプルな操作なので、機械が苦手な方でも問題ないと思います。ヘルプ勤務で来ていただいた年配の薬剤師の方も「便利になったよね」とおっしゃっていたので、どなたでも安心して使えるのではないでしょうか。

――― 続いて、藤川さんにお伺いします。導入前の状況を教えてください。

時短社員で残業ができなかったので、業務時間内に薬歴を入力する時間を確保してもらったり、周りのスタッフにフォローしてもらいながら働いていました。また、後から薬歴を入力するときは、患者様がお話しされた内容を思い出すのが難しく、メモを取っていても会話の細かなニュアンスまでは思い出せず、悩んでいました。患者様のフォローアップやかかりつけへの声かけをしたくても、なかなか余裕が取れない状況でした。

――― 導入後、薬歴の作業はどう変わりましたか?

AIが簡潔に要約してくれるので、ほとんど薬歴の入力に時間を割かなくてよくなりました。録音データで会話の内容を確認できるので、どのようなお話をしたかを細かく思い出せますし、検査値なども正確に反映されていて、メモを取る必要がなくなりました。修正することもほとんどありません。

――― 使い始めた当初、不安はありましたか?

新しいことを始めるので最初は少し不安もありましたが、ボタンを押して録音をするだけなので、むしろ心配だったのは、録音ボタンの押し忘れくらいです。ほかの店舗のスタッフも含めて、慣れるまでに時間がかかった人はいなかったと思います。

――― 数値面での変化を教えてください。

個人的には、かかりつけの声かけがしやすくなり、担当している患者様が以前より約120人増えました。患者様としっかり話せるようになって関係が築けたことが、この数字につながっているのだと感じています。

――― 患者様との関係や、薬局としての価値に変化はありますか?

以前は他の薬局に持って行っていた処方箋も、「こちらでまとめて管理してほしい」と持ってきてくださる患者様が増えました。日常生活のお話を聞けるようになったことで、薬局内の管理栄養士につなぐ場面も増え、薬剤師と管理栄養士が連携して患者様を支えられるようになりました。ただお薬をお渡しするだけではなく、患者様一人ひとりと向き合える薬局へと変わってきていると実感しています。

――― 最後に、導入を検討している薬局へメッセージをお願いします。

処方箋枚数が多くて薬歴を入力する時間を確保できない店舗や、私のような時短スタッフがいる店舗に特に向いていると思います。操作が簡単で的確に薬歴へ反映してくれるので、本当に便利なサービスです。導入して、心からよかったと感じています。

お問い合わせ

お気軽にお問い合わせください!
オンラインでのデモも実施可能です