「AI音声入力機能」が強力にサポート
ベテラン薬剤師の負担を減らし、経営にも余裕を

えいせい堂薬局

所在地

熊本県山鹿市

開局

2020年2月

店舗数

1店舗

薬剤師数

4人

立地

内科医院近く

ソラミチ導入年

2025年3月

導入前の状況

他社システム利用

インタビュー動画

熊本県山鹿市のえいせい堂薬局では、2025年3月『CARADA 電子薬歴 Solamichi』(以下『CARADA 電子薬歴』)を導入しました。

合わせて『AI音声入力機能』も導入することで、薬歴入力に追われていた日々から一転、今では経営者も現場の薬剤師も「気持ちが楽になった」と語ります。

今回は開設者であり管理薬剤師の塩塚さんとパート薬剤師の内田さんに、導入前の課題から実際の効果まで伺いました。


導入の目的

薬歴入力にかかる時間と負担を軽減するため

導入の決め手

AI音声入力機能により、患者との会話が正確に文章化され、薬歴として整理される

得られた効果

薬歴入力の時間が短縮され、他の業務に時間を使えるようになった


――― 塩塚さんに伺います。『CARADA 電子薬歴』を導入する前に、経営の中で特に課題と感じていたことはどんな点でしたか?

課題は大きく2つありました。

ひとつは、薬剤師の採用が本当に難しいことです。地方の薬局なので、求人を出しても応募がほとんどありません。だからこそ、今働いてくれている薬剤師を大事にしたいという思いが強くありました。

もうひとつは、ベテラン薬剤師にとって薬歴入力が大きな負担になっていたことです。経験豊富で本当に頼りになる存在ですが、タイピングが苦手で入力に時間がかかってしまいます。丁寧に記録しようとするほど時間が取られてしまい、プラスアルファの情報は入力を省いてしまうこともあったようです。私もフォローしたい気持ちはありましたが、横から手伝うこともできず、もどかしく感じていました。

――― 『CARADA 電子薬歴』を導入されたきっかけを教えてください。

以前は、正直なところAI音声入力に抵抗がありました。「薬歴は自分で入力するもの」という考えがあったからです。

しかし、展示会で『AI音声入力機能』のデモを見た瞬間、考えが大きく変わりました。患者さんとの会話が正確に文章化され、薬歴として整理されていくのを目の当たりにして、「これは本物だ」と確信したんです。裏技やごまかしではなく、自分の行ったことをそのままAIが強力に補助して記録してくれるのだと納得し、導入を決めました。

――― 導入時にはハードルもあったと思いますが、どのように乗り越えられたのでしょうか。

以前のシステムで当たり前にできていた操作が、新しいシステムでは制限される部分もあり、最初はスタッフも私も戸惑いました。

それでもスタッフと一緒にどうすればもっと使いやすくなるかを考え、テンプレートを作るなど工夫していきました。導入時の不便さよりも、導入後のメリットを期待していたので、前向きに取り組むことができたのだと思います。

――― 導入して、どのような変化がありましたか?

パート薬剤師の内田さんの働き方が大きく変わりました。午前は投薬、午後は薬歴入力をお願いしていますが、以前は患者さんが多い日などには、薬歴を翌日に持ち越すことも少なくありませんでした。

ところが今は入力時間が短縮され、午後に2時間ほど余裕が生まれたことで、鑑査やピッキングにも携わってもらえるようになりました。私自身もその時間を活用して、施設や在宅訪問に行けるようになり、大きな変化を実感しています。

――― 患者さんとの関わりにも変化があったそうですね。

以前は薬歴入力の時間を気にして、どうしても指導を簡単に終わらせてしまうことがありました。ですが今は、薬歴入力の負担が減った分、患者さんとの会話にしっかり時間を使えています。あえて話を深め、その内容をすべて薬歴に残せるようになりました。患者さんも楽しそうに話してくださり、やりとりが本当にキャッチボールのようになっています。典型的な服薬指導だけをするのではなく、こうした対話の積み重ねが、「またこの薬局に来たい」と思ってもらえる理由になっていると実感しています。

さらに便利になったのが、休日など薬局外での対応です。以前は患者さんから電話があっても、薬局に行かないと薬歴が確認できませんでした。でも今はクラウドシステムなので、自宅にいながら薬歴を確認して、より具体的で丁寧な対応ができるようになりました。

AIはあくまで補助的な存在ですが、そのサポートは非常に心強いです。

――― 続いて、パート薬剤師の内田さんにお聞きします。以前の薬歴入力の状況について教えてください。

私は今71歳で、以前の薬局では管理薬剤師をしていましたが、年齢を重ねて負担が増えたため、こちらの薬局ではパート勤務をしています。

以前は、午前中に30人以上の投薬を担当し、午後は薬歴入力に追われていました。メモを取っても全て記録できず、誰のことか分からなくなることもありました。患者さんが多い日や午前勤務の日には、翌日に薬歴を持ち越すことも多く、それが精神的に大きな負担でした。

――― 『AI音声入力機能』を使うようになってからは、薬歴入力はどのように変わりましたか。

投薬時の音声が文字起こしされ薬歴にまとめられているので、不要な部分を削ったり表現を直したりする作業はありますが、それでも以前より格段に楽になりました。入力された内容を見返すと「ああ、この患者さんだった」と思い出せて、薬歴が書きやすくなっています。今は午前に投薬した分の薬歴を当日中に仕上げ、加えてピッキングや鑑査業務もできるようになりました。

薬歴の内容も上手にまとめてくれていて、AIは素晴らしいと感じています。

時間の余裕が生まれて気持ちも楽になり、帰る時にはその日中に業務を終えられた安心感があります。

――― 投薬する際に工夫されていることはありますか。

以前は「いつもと一緒ですね」といった声かけが多かったのですが、今は血圧や検査値を必ず声に出して伝えるようにしています。例えば「血圧は140の80ですね」と言えば、そのまま音声入力で記録されるので、後から数値を確認だけすれば薬歴に反映できるのがとても楽です。

復唱しながら伝えることで、患者さんへの確認にもなり、記録としても残せるので非常に役立っています。

――― 同世代や他の薬剤師にも『CARADA 電子薬歴 Solamichi』や『AI音声入力機能』を勧めたいと思いますか。

同世代の薬剤師にとって、患者さんと話すことに抵抗はありませんが、薬歴入力は最も大きな負担です。年齢を重ねるとタイピングが苦手になり、パソコンの文字も見えづらくなっていきます。

薬剤師の集まりでも薬歴の負担がよく話題になりますが、『CARADA 電子薬歴 Solamichi』と『AI音声入力機能』を使えば楽にしっかりした薬歴を書けるようになるので、周囲にもぜひ勧めたいと思います。

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