お知らせ

2024.6.4

クラウド電子薬歴『CARADA 電子薬歴 Solamichi』に薬局グループの店舗間で薬歴が相互参照できる「他店舗薬歴連携機能」を無料追加!
~薬剤師の業務効率化とより適切な服薬指導ができる環境づくりをサポート~

◆グループ内の薬歴を連携することで、より適切な服薬指導と業務効率化を支援

患者は、受診する診療科ごとにその診療科の近くの薬局で薬を受け取るなど、複数の薬局を利用します。その際、同じ薬局グループの店舗であっても、患者は、既往歴やアレルギーなどの基礎情報について各店舗で回答し、薬剤師も当該情報を各店舗で薬歴に登録する必要があるなど、患者、薬剤師双方に手間がかかっています。また、薬剤師は、他店舗での処方内容についてはお薬手帳を通じて知ることができますが、他店舗での服薬指導まで詳細に知ることはできません。

そこで、『CARADA 電子薬歴』では、2店舗以上を展開するグループ内の店舗間で薬歴が相互参照できる「他店舗薬歴連携機能」を追加します。本機能により、患者と薬剤師双方の手間を削減するとともに、薬剤師が他店舗での薬歴も把握した上で、患者に対しより充実した服薬指導ができるようサポートします。

◆グループ内店舗の薬歴の参照に加え、他店舗と自店舗の処方薬の飲み合わせなども自動でチェック!

『CARADA 電子薬歴』の「他店舗薬歴連携機能」では、薬局グループ内の店舗間で①患者の来局歴、②処方情報、③他店で指導・登録した薬歴内容、④既往歴などの患者の基礎情報を相互参照できるようになります。

そのため、患者は、かかりつけ薬局のグループ内の店舗であれば、既往歴などの基礎情報をあらためて伝える必要がなく、さらに他店舗での処方薬も含めた服薬状況の詳細を理解している薬剤師から処方を受けることが可能になり、より適切な調剤や服薬指導を受けられるという安心感につながります。

薬剤師は、他店舗での患者の薬歴内容を確認でき、基礎情報や処方情報を自店の薬歴に簡単に記載できるため、薬歴作成時間を短縮し業務効率化が図れます。さらに、他店舗と自店舗の処方内容が、飲み合わせなどに問題がないかといったチェックもシステムで自動判定し、問題があればアラートが上がるので、より正確な医薬品の管理が可能になります。

 なお、他店舗にある患者の薬歴を特定する際には、健康保険証情報もしくは健康保険と同録された個人情報の掛け合わせによる自動判定を行い、情報に欠落がある場合は紐づかないようにするなど、安全に利用できる仕組みも取り入れています。

【『CARADA 電子薬歴』の「他店舗薬歴連携機能」について】
1.グループ薬局内で相互参照できる情報
 ・患者の来局歴
 ・処方情報
 ・他店で指導・登録した薬歴(自店の薬歴に記載が可能)
 ・患者の基礎情報(自店の薬歴に記載が可能)

2. 費用:無料(ご利用いたただくには、お申込みが必要です)

◆使いやすいシンプルさと業務負担改善を追求し、薬局の業務改善をサポ―トする
『CARADA 電子薬歴 Solamichi』

『CARADA 電子薬歴 Solamichi』は、患者の症状や薬剤の処方内容、指導履歴などを記録できるクラウド型の電子薬歴システムです。薬剤師の業務を支援するサービスとして、処方に際して飲み合わせの危険性が高い薬剤のチェック機能や、患者への服薬指導内容のナビゲーション機能などを搭載しています。近年ますます重要度が増している対人業務の強化、かかりつけ化の促進に役立つ「服薬フォロー」機能やトレーシングレポートの作成サポート機能も備えています。

また、薬歴の作成状況のチェック機能や患者対応業務のto doリストを備えており、クラウド型システムにより場所や時間を選ばずに薬歴の作成ができるため、薬剤師の業務効率化をサポートします。

2021年度グッドデザイン賞を受賞しました。
https://bit.ly/site_solamichi_20211216 

※CARADAは、株式会社エムティーアイの商標または登録商標です。