2021年2月6日(土)に株式会社ソラミチシステムが開催したセミナー、「日本と地方の行方~これからの日本にとってかけがえのない薬剤師へのメッセージ~」に元宮崎県知事の東国原英夫氏に登壇いただきました。
セミナーでは、多くの薬局関係者や薬剤師の方に全国からオンラインにて参加頂きました。
東国原氏からは、10年前の県知事時代に経験した家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」で薬剤師の方にも協力いただいた事や、非常事態宣言から終息までの貴重なお話や、日本の重要課題である少子高齢化や医療費削減、地域医療連携など様々なお話を頂きました。
一方で、医療関係の話に留まらず、時折芸人時代の思い出や政治家に転身した理由などを交え、笑いもあるユーモアでリラックスした講演となりました。
■薬剤師としての誇りを持ち仕事に励んでほしい!
高齢化社会が進み、医療費削減が課題となっている日本において、地域包括ケアシステムや地域医療連携がますます重要になってきています。また、コロナ禍によって医療のオンライン化も加速し広がりつつあるなか、これからの時代、薬剤師の役割も多様となり、重要性も高まってきているため、薬剤師として誇りを持ち仕事に励んでほしい、と激励の言葉もありました。
医療のオンライン化に伴い、薬剤師の需要は高まっているにも関わらず、その意識が広まっていないため、意識の啓発は課題であり、今後の医療や薬局の変化についても、時代に合わせたデジタルな対応で便利になってほしいとお話されていました。
参加者からは、薬剤師向けのセミナーは固いものが多いですが、東国原氏のテンポよくユーモアのある講演内容に、真面目な話もリラックスして楽しめて聞けたという声を多くいただきました。
ソラミチシステムは今後も、クラウド電子薬歴『CARADA 電子薬歴 Solamichi』の提供を通じて、薬剤師の業務改善と薬局のサービス向上を叶え、「薬局と患者さんをつなぐ」サービスとして発展していきます。