
才能に勝るものとは?
2020年から、ソラミチシステム社内向けに発信しておりました「ソラミチ魂」を公開いたします。
田浦です。
今回のテーマは、「才能に勝るものとは?」です。
先日、各分野のプロフェッショナルの方々とお会いする機会がありました。
・ミシュランで星を獲得したフレンチの料理人
・店舗デザインやブランド服飾デザインをしているトップデザイナー
・ツアープロとして活躍していたプロゴルファー
お三方に共通していたのが、
現在は一緒に働くメンバーの「育成」に力を入れていることでした。
個人的に、センスというか才能がもともとあって、
いわゆる「天才」と言われる人が第一線で活躍しているのだと考えていました。
特に、料理や、デザインや、運動でトップクラスになるには、
センス(才能)が占める割合が高く、
人に教える(育成)って、かなり難易度が高そうだなと思っていました。
そこで、
「育成ってすごく難しいと思うのですが、やっぱり持って生まれた才能が重要ですか?」
という質問をしてみました。
すると、3人とも「違う」という回答だったのです。
料理人は、「才能20%・努力80%」
デザイナーは、「才能10%・努力90%」
プロゴルファーは、「才能1%・努力99%」
とのこと。
ミシュランを獲得するほどの料理や、有名なデザインは、
才能ありきだと思っていた自分には衝撃的でした。
たしかに、
「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」
といった言葉を聞いたことがありますが、しっくりきたことはなかったですし、
さすがに言い過ぎではないかと思っていました。
ただ、身近で活躍している人からも同じようなことを聞くと、本質的な考え方なのかもしれません。
なぜ、才能よりも努力が重要なのか。
3人が言っていたのは、
「活躍するうえで、自分の力の引き出し方、様々な場面での対応力が非常に重要で、
その力はトレーニングでしか身につかない」
とのことでした。
マイケル・ジョーダンの名言で、
「誰もが才能を持っている。でも能力を得るには努力が必要だ。」
(Everybody has talent, but ability takes hard work.)
という言葉がありますが、近しいのかなと思います。
辞書で「才能」と「能力」の違いを調べると、
「才能」は物事を巧みになしうる生まれつきの能力、
「能力」は物事を成し遂げることのできる力、
とあります。
冒頭で紹介した3人も、
活躍するには「能力」が必要で、その能力はトレーニングしないと身につかない
と言っているのだと思います。
この話を聞いたときに私が一番感じたのは、
「人はいつでも変われるんだな」
ということです。
才能よりも努力が、圧倒的に重要ということは、
先天的な才能よりも後天的に身に付いた能力のほうが重要なわけです。
「センスがないから。才能がないから。」と諦めることは簡単で楽ですが、
大事なのは努力なわけですから、誰でもチャンスがあるわけですよね。
そう思うと、何歳になっても人は変われるのです。
そしてもう1つ、3人との話で大事なことを学びました。
「成長する人の共通点はありますか?」という質問をした時のことです。
これも同じ回答がきたので驚いたのですが、
「努力を努力と思っていない人。そして、自分に満足していない人。」
という回答でした。
「天才は努力する者に勝てず、努力する者は楽しむ者に勝てない」
という孔子の名言がありますが、努力と聞くと、
なにか苦しいことを無理やりやっているイメージってありますよね。
でも、成長する人は周りから見ると努力に見えることも、本人は努力と思っていない。
今やっていることが、自分が成長するためには必要であると腑に落ちているので迷いがないし、
できないことができるようになることで、自分がもっと成長できることにワクワクしているので、
努力を楽しんでいるわけです。
そう思うと、物事に「熱中」している人には敵わないですよね。
人生で一度は何かに熱中した経験があるかと思いますが、
その熱中を仕事に向けられる人は強いです。
そういう人は仕事を仕事と思っていないですからね。
ただ、仕事に熱中できる人ってそんなに多くないのかもしれません。
「自分がしたい仕事でもないし、会社からやれと言われたからやっているだけ」
そんな状態で仕事をしている人も少なくないでしょう。
組織で働いているとそのような状態になってしまうのも分かります。
一方、組織で働いていても仕事に熱中している人もいます。
いつも楽しそうに仕事をしている人もいます。
その差は、仕事に熱中しているかどうかだと思うのですが、
では、どうしたら仕事に熱中できるのか?
個人的には、熱中できる仕事は「探す」ものではなく「出会う」ものだと思っています。
そして、「出会う」には【目の前の仕事を全力でやり続けること】以外に
方法はないかなと思っています。
目の前の仕事を全力でやって、お客様や上司や同僚の期待を少しでも超える!
期待を超えた仕事をすると、
「ありがとう」と感謝されたり、評価されたりして自己肯定感が高まり、仕事が一気に楽しくなり、
もっと「ありがとう」って言われたい、評価されたいと思い、
勝手に継続して努力できるようになります。
そうすれば、仕事が一気に良い回転で回り出し、毎日ワクワク仕事に取り組めるようになり、
自然と運気が上がり、良い出会いが生まれ、最高の人生になると私は信じております!
全力でやれば、新たな仕事が目の前にやってきます。
その繰り返しの中で「熱中できるもの」に必ず出会えます。
仕事に熱中できる状態になると、今よりも毎日が楽しくなります。
一日の中で最も多くの時間を使うのが仕事ですから、その仕事に熱中できていれば幸せですよね。
本日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


