薬歴にかける時間を、患者と向き合う時間へ
マネージャーと薬剤師が語る現場改革

薬樹薬局富岡

所在地

神奈川県横浜市

店舗数

100店舗以上など

立地

駅近く

ソラミチ導入年

2024年11月

導入前の状況

他社システム利用

インタビュー動画

首都圏を中心に約140店舗を展開する薬樹株式会社では、『CARADA 電子薬歴 Solamichi』(以下『CARADA 電子薬歴』)と『AI音声入力機能』の全店導入を進めています。これにより、薬歴入力の効率化だけでなく、服薬指導の質や業務全体の進め方にも変化が見られています。

今回は、導入の背景や目的、立ち上げ時の手応え、そして現場での実際の変化について、導入を担当したマネージャーの鈴木さんと薬剤師の小出さんにお話を伺いました。


導入の目的

薬歴作成の時間を短縮し、対人業務に集中できる体制を整えるため

導入の決め手

『AI音声入力機能』など、薬歴入力をサポートする機能の充実

得られた効果

残業の削減と業務全体の効率化


――― 『CARADA 電子薬歴』の導入を担当した鈴木さんに伺います。薬局の特徴や目指している姿を教えてください。

私たちは「街の皆様と共に健康な毎日を作り、笑顔とありがとうを広げる」を理念に掲げ、単なる“処方箋屋”ではなく“健康屋”を目指しています。在宅医療の推進や、薬剤師と管理栄養士が連携した食生活のサポート、地域イベントなどを通じて、店舗の内外で健康づくりに取り組んでいます。

――― 導入前の課題は何でしたか。

共通して課題となっていたのは、薬歴入力にかかる時間でした。投薬後、その場で薬歴を完了できずに残業が発生したり、薬歴入力を優先せざるを得ず他の業務が後回しになるなど、薬歴が業務全体の負担になっていました。

――― 『CARADA 電子薬歴』を導入した理由を教えてください。

レセコンの入れ替えを機に、複数のレセコンや薬歴システムを比較検討しました。その中で『CARADA 電子薬歴』を選んだのは、『AI音声入力機能』の存在が大きな決め手でした。さらに、『指導ナビ』など薬歴入力を支援する機能が充実している点も導入の後押しになりました。

――― 導入していく中で現場からはどんな反応がありましたか。

導入前は不安の声もありましたが、実際に使ってみると想像以上にシンプルで、初日からスムーズに利用できたという声が多く寄せられました。先行導入した店舗では、約85%の薬歴を投薬後にその場で入力・完了できるようになり、業務の流れが大きく改善しました。1日200枚近い処方箋を扱う店舗でも残業時間が減少し、これまで手が回らなかった業務にも取り組めるようになったという声が聞かれています。

従来の手入力ではタイピングスキルによる個人差が課題でしたが、会話内容を自動で要約する仕組みのおかげで、誰でも一定の品質で薬歴を作成できるようになったと感じています。

――― 導入後、服薬指導にはどんな変化がありましたか。

多くの薬剤師から「自分の服薬指導を見直すきっかけになった」という声が上がっています。AIは話し方がわかりづらいと正確に要約できないため、どのように話せばより伝わるのかを意識するようになり、結果としてより分かりやすい指導につながっています。導入後しばらくして、AIの要約の精度が向上したという声がありましたが、これはAIの学習だけでなく、薬剤師自身の伝え方やコミュニケーション力の向上も影響していると感じます。

また、会話内容が自動で記録されるようになったことで、記憶に頼る必要がなくなり、安心して患者さんとの会話に集中できるようになった点も大きな変化の一つです。

――― サポート体制についてはいかがですか。

とても迅速で、きめ細やかなサポートをいただいています。導入直後から各店舗に連絡をいただき、困りごとや疑問点がないかを丁寧に確認してくださるなど、常に安心して相談できるサポート体制です。こうした細やかな対応は、他の企業ではあまり見られないと思います。運用が軌道に乗るまで定期的に、かつ積極的にフォローしていただき、とても助かりました。

――― 薬歴の効率化で、今後どんな姿を描いていますか。

効率化によって生まれた時間を、患者さんと向き合う“対人業務”にしっかりと還元していきたいと考えています。今後は薬剤師が店舗の外にも活動の場を広げ、地域医療の一端を担う存在へと進化していくことを目指します。

また、薬歴以外の業務にもAI活用の可能性は大きく、今後さらに活かしていきたいです。

――― 導入を検討している薬局へのメッセージをお願いします。

服薬指導の内容がそのまま薬歴として残る仕組みは、今後のスタンダードになるでしょう。『AI音声入力機能』により薬歴入力に追われる時間を減らし、患者さんと向き合う時間を増やすことで、現場全体の質が大きく向上します。まだ始まったばかりの技術ではありますが、今後さらに精度や利便性が高まり、より実用的な形へと進化していくのではないでしょうか。

『AI音声入力機能』の成長をともに支えながら、より多くの薬局で活用が進むことを願っています。

――― 続いて、薬剤師の小出さんに伺います。薬樹薬局富岡の特徴を教えてください。

駅に近い医療ビル内にあり、近隣の医療機関だけでなく、広域の医療機関からの処方箋も多く受け付けています。管理栄養士も常駐しており、地域の方々に幅広く利用していただいている薬局です。

――― 『CARADA 電子薬歴』導入前に、薬歴作成で感じていた課題を教えてください。

服薬指導の直後に薬歴を仕上げることが難しく、後からまとめて入力することが多いため、残業が発生しやすい状況でした。

また、時間が経ってからメモや記憶を頼りに入力すると、内容を正確に思い出せないことも少なくありませんでした。

――― 実際に使い始めてみて、操作面での印象や慣れるまでの期間を教えてください。

最初は新しいシステムに少し不安もありましたが、実際に触れてみると操作がとてもシンプルで、初日から問題なく使えました。録音ボタンを押すだけでAIが自動で要約してくれるため、操作で迷うことはほとんどありません。要約結果は約15秒で表示され、内容を確認して必要に応じて加筆・修正するだけで薬歴が完成します。画面の切り替えもスムーズで、添付文書もすぐに確認できるため、作業全体が効率的に進められます。

2〜3日使ううちに「これは本当に便利だ」と実感し、今ではもうこれがないと業務が回らないほど欠かせない存在になっています。

――― 導入後、服薬指導や薬歴作成にはどんな変化がありましたか。

服薬指導の前に『指導ナビ』で話す内容を確認し、ポイントを整理してから指導を始められるため、指導全体がよりスムーズになりました。話し忘れや聞き漏れも防げるようになっています。

また、服薬指導中にメモを取る必要がなくなり、患者さんの目を見てしっかりと向き合えるようになりました。すべての会話の内容が自動で文字起こしされるので、後から内容を振り返ることもできます。文字起こしを確認する中で、自分の説明の割合が多すぎると気づき、今では患者さんの言葉をより多く引き出せるよう心掛けています。

さらに、服薬指導の終了時には薬歴入力まで完了できるようになり、スタッフの負担が大幅に軽減されました。薬歴を後回しにすることがなくなったことで、残業時間の削減にもつながっています。

――― 導入を検討している薬局へのメッセージをお願いします。

『AI音声入力機能』は、薬歴入力の効率化だけでなく、薬剤師の働き方そのものを見直すきっかけになると感じています。操作はシンプルで直感的に使うことができます。薬歴作成に費やしていた時間を患者さんとの会話やサポートに充てられるようになり、結果として業務全体の質が高まりました。

導入を検討している薬局の方には、ぜひ一度実際に試してみてほしいです。使ってみることで、薬歴作成の負担軽減や業務のスムーズさを実感できるはずです。

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