
所在地 | 福岡県福岡市 |
開局 | 2000年10月 |
店舗数 | 11店舗 |
薬剤師数 | 2人 |
立地 | 内科クリニック近く |
ソラミチ導入年 | 2025年9月 |
導入前の状況 | 他社システム利用 |

所在地 | 福岡県福岡市 |
開局 | 2015年6月 |
店舗数 | 11店舗 |
薬剤師数 | 3人 |
立地 | 医療ビル内 |
ソラミチ導入年 | 2025年9月 |
導入前の状況 | 他社システム利用 |
福岡・山口エリアに11店舗展開するサンワ調剤薬局では、在宅業務を支える「トータルサポートセンター」を設け、訪問先で得た情報を店舗、チーム内共有、多職種への報告につなげながら、患者さんを支える体制づくりを進めています。2025年に『CARADA 電子薬歴 Solamichi』(以下『CARADA 電子薬歴』)を導入してからは、薬歴作成だけでなく、訪問後の報告書作成やチーム内での情報確認にも活用しやすくなり、記録を次の対応に活かしやすくなりました。 今回は大橋店の薬剤師・中村さん、店長の田端さん、博多南店の薬剤師・田代さん、そして、エリアマネージャーの山下さんの4名に話を聞きました。
導入の目的 | 在宅業務における薬歴作成、報告書作成、チーム内共有に必要な情報整理を効率化するため |
導入の決め手 | AI音声入力により服薬指導の会話内容を薬歴作成に活用しやすく、報告書作成や情報共有まで一連の業務を進めやすい点 |
得られた効果 | 薬歴作成、報告書作成、チーム内共有の流れが整い、訪問後の情報を次の支援に活かしやすくなった |
まず大きいのは、薬歴の自由度が高い点です。入力項目が細かく固定されすぎていないため、患者さんごとの生活状況や訪問時の確認内容に合わせて、必要な情報を残しやすいと感じています。在宅訪問時にはノートパソコンを持参し、訪問時に確認した内容を、訪問直後に記録へ反映しやすくなりました。記憶が新しいうちに内容を整理できるため、訪問後の薬歴作成も進めやすくなっています。
AI音声入力機能を活用することで、患者さんとの対話に集中しやすくなりました。服薬指導後に薬歴の下書きとして活用できる内容が整理されているため、訪問後の記録負担が大きく減りました。記録に追われる時間が減った分、その場で確認すべきことや、訪問後に共有すべき内容に意識を向けやすくなっています。
外来の薬歴は、内容によって異なりますが、現在は1〜2分程度で作成できるケースも増えています。在宅の報告書も、事前に下書きを行い訪問後に仕上げることで、5分以内に完成するケースがあります。以前と比較すると、記録や報告書作成にかかる時間は明らかに短縮されました。
併用薬のチェック機能です。他院の薬との重複や処方監査の際に自動でアラートが出るため、安全性の面でも非常に助かっています。スタッフからもAI音声入力機能の評判がよく、服薬指導中の会話を薬歴作成に活用しやすい点が特に評価されています。
薬歴作成の時間を短縮できるだけでなく、患者さんとの会話や、訪問後に共有すべき内容にも意識を向けやすくなる点が大きな魅力です。記録業務の負担を減らしながら、在宅業務の質を高めたい薬局にとって、検討する価値のあるシステムだと思います。
薬歴の記載に時間がかかることが大きな課題でした。在宅業務では訪問後に薬歴をまとめて記入する必要があり、後回しになってしまうことも少なくありませんでした。店舗内のパソコン台数にも限りがあるため、記録のための環境を十分に確保できないという問題もあって、業務の合間に急いで入力することへの心理的なプレッシャーも感じていました。
AI音声入力機能によって、服薬指導後の薬歴作成が進めやすくなりました。キーボード入力にかかる時間が減り、業務の流れの中で記録を残しやすくなっています。
特に助かっているのは、薬歴に記載した内容をもとに、報告書作成に活用しやすい点です。以前は別々に作成していた薬歴と報告書の作業を進めやすくなったことで、在宅報告書の作成時間も短縮されました。「早く書かなければ」というプレッシャーも軽減され、患者さんへの対応、チーム内での共有、次回訪問に向けた申し送りに時間を使いやすくなっています。

主に在宅業務を担当しています。担当する患者さんは独居の方が多く、服薬管理が難しいケースもあるため、生活状況に合わせたきめ細かいサポートが欠かせません。
薬歴入力の負担が減ったことで、訪問時に確認すべき生活状況や服薬状況に意識を向けやすくなりました。在宅業務では「マーク機能」が特に役立っています。患者さんごとの訪問頻度をA・B・Cなどに分類することで、各患者さんへの訪問頻度を一覧で把握しやすくなりました。特定のスタッフに負担が偏っていないかをチーム全体で確認できるようになりました。
以前は紙ベースで情報共有していたため、必要な情報を探す手間が発生していました。今は薬歴内のメモ機能や個人情報の記録スペース、ポップアップ表示などを組み合わせて、必要な情報を確認しやすくなっています。外出先からでも確認できるため、必要な情報を探す、担当者に聞き直す、前回の状況が分からないといった負担が減り、次の担当者も状況を把握しやすくなりました。現在は「家族紐付け機能」についても、在宅業務での活用を検討しています。ご家族以外の患者さんも関連づけて確認できるため、施設在宅での情報確認や記録整理にも活用できる可能性を感じています。
患者さんとしっかりお話をする分、訪問後に記録すべき内容が多くなり、抜け漏れが発生しやすいことが課題でした。特に在宅では、服薬状況だけでなく、生活状況やご家族・関係職種からの情報も含まれるため、記憶だけを頼りに正確に記録することが難しい場面もありました。今はAI音声入力機能を活用することで、服薬指導中の会話から必要な情報を拾いやすくなり、訪問後の薬歴作成の負担が減りました。
特に実感しているのは、報告書作成の効率化です。報告書をPDF化し、メール送信やFAX送付に活用しやすくなったため、報告書作成から送付までの手間が減りました。以前は作成、確認、送付まで複数の工程が必要でしたが、今は一連の作業を進めやすくなっています。
数値面では、内容によって異なりますが、これまで5分程度かかっていた薬歴作成が、1分程度で完了するケースも増えています。インターネット環境があれば、訪問先や移動の合間にも記録を進められるため、時間の使い方という面でも大きな改善を感じています。
薬歴に整理された内容を後から振り返ることで、自分の服薬指導を客観的に見直す機会が増えました。「より丁寧に説明しよう」「伝わりやすい言い方を工夫しよう」という意識が高まり、薬剤師としての成長にもつながっていると感じています。
報告書のやり取りについても、紙で作成・送付・保管する負担を減らし、必要な情報を医療機関や関係職種により早く、確実に届けられる形を整えていきたいです。医療機関や関係職種との情報共有についても、必要な情報を確認しやすく、共有しやすい形に整えながら、地域の在宅医療を支える連携体制をつくっていきたいです。
国の資料では、全国で見た在宅患者数は2040年以降に最も多くなると見込まれています。一方で、在宅医療の需要や支援体制は地域によって異なります。だからこそ、地域の実情に合わせて、薬歴や報告書に残した情報を次の支援に活かせる体制づくりを続けていきたいと考えています。

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