薬歴作成方法にひと工夫
ハイリスク薬の算定も効率的に

すず薬局仙台パークビル店

所在地 宮城県仙台市
開局

2010年

店舗数

33店舗(23年12月時点)

常駐薬剤師数 3人
立地 内科クリニック近く
導入年月 2020年5月
導入前の状況 他社システム利用
すず薬局は、東北、関東地方を中心に33店舗(23年12月時点)を展開している。うち12店舗で『CARADA 電子薬歴 Solamichi』(以下『CARADA 電子薬歴』)を導入済みだ。20年5月に導入した、すず薬局仙台パークビル店で、管理薬剤師の吉原博夢さんに話を聞いた。

導入の目的 旧来の電子薬歴の不便の解消
導入の決め手 クラウド型であること、台数制限がないこと
得られた効果 指導ナビの活用などによる業務効率化および時短

薬局が入っているのはオフィスビル1階で、店舗への動線はビルの外側にはありません。患者さんは同フロアに入る内科クリニックからが中心になるのですか。

クリニックからの患者さんが占める割合は、在宅訪問を除けば9割くらいになると思います。糖尿病の方の予約診療が中心のクリニックなので、当薬局でも糖尿病に関わる処方薬が多く出ます。

ハイリスク薬が多くなりそうです。

糖尿病に関わる処方の約8割がハイリスク薬です。平均単価から考えれば、いつ個別指導が入っても不思議ではない状況です。一般内科の処方箋が来ると「少し下がるかな」とホッとします(笑)

『CARADA 電子薬歴』はハイリスク算定に必要な情報を網羅できます。

その点は助かっています。知識や経験だけではカバーしきれない局面では指導ナビに頼ることになります。調べる手間が省けることで時間の節約につながりますし、薬歴への未記載の心配も解消されます。

 『CARADA 電子薬歴』は20年5月に導入されています。それ以前はレセコン一体型の電子薬歴でした。

以前使用していた電子薬歴は、操作性にいくつかの問題がありました。たとえば在宅訪問の際には、カレンダーに訪問予定日を入れないと他の機能が使えませんでした。ユーザー視点からすれば、どうしてそういう作りになるのか、疑問に感じる点が多かったのです。

ハード面でも不便がありました。一体型の場合、インストールできるパソコンが限定されます。その制約のせいで、パソコンを簡単に買い替えることもできませんでした。

制約は通信面にも及んでいました。有線限定だったので、訪問先でWi-fiをつなぐことができなかったのです。かかりつけ対応で夜中に緊急電話があったときにも、自宅からは薬歴にアクセスすることができず困りました。

『CARADA 電子薬歴』になって、そうした不便は解消されたわけですね。

はい。アップデートの早さ、端末台数に制限がないこと、iPadを使えば薬歴の持ち出しが可能なことなど、全般的に便利になったと思います。

吉原さんはIT事情に明るく、会社のホームページの作成・更新も担当している。

SOAPテンプレートと指導ナビで時短を実現

薬歴はどのように作成されているのですか。

SOAPと指導ナビを併用しています。SOAPの利点は要点がひと目でわかることです。前回、前々回のウインドウ内に収まる範囲にまとめることで、スクロールをしなくても、次に見た薬剤師が概略をつかめます。一方で、SOAPでは書ききれない点、システムに任せたほうが効率的な情報については、指導ナビを使っています。個別指導対策という点から考えると、適切な指導ができ、かつその情報を漏れなく記載できる指導ナビの活用は欠かせません。

SOAPで記すのは手間にはなりませんか。

「SOAP」一式でまとめたひな形を、糖尿病などのカテゴリごとに用意しています。その中から最適のものを選択しつつ、必要であれば手入力で補足していくというスタイルです。時間はそれほどかかりません。

SOAPをひとまとめにテンプレート化するという方法は、実は他店舗で使用している電子薬歴に搭載されている機能です。使ってみて便利だと思ったのですが、『CARADA 電子薬歴』でも同じことができることに気づいて、以来その方法を採用しています。使う側の工夫次第で、いろいろカスタマイズできるのは『CARADA 電子薬歴』の優れた点だと思います。

薬歴作成にはどれくらいの時間をかけていますか。

受け渡し口でほぼ済ませているので、30秒ほどではないでしょうか。完結できなかったときには、受け渡し口と調剤室の間の壁に掛けているiPadを使って、移動の際にさっと仕上げるようにしています。

薬歴で何を書こうか悩むような時間はないということですね。

たとえば書き込む必要があるとき、真っ白なスペースを前にすると、何から書けばいいのかわからなくなりますが、一文があらかじめ用意されていれば、そこをとっかかりにして書けるものです。

確かに書きやすくなるでしょうね。お話を伺う限り、薬歴で残業するようなことはなさそうですね。

ありません。基本的には8時間労働で収まります。1日70枚の処方箋が来ることもありますが、そんなときでも当日にほぼ終えられます。こぼれたとしても翌朝には解決できます。

効率化を徹底されているのですね。個別指導に対しての心配はありませんか。

テンプレートを使うことについては、手打ちではなくても必要な情報が網羅されていれば問題ないことを、集団的個別指導の場で担当者に確認しています。もうひとつ、ハイリスク薬の算定には確認事項のバリエーションが求められますが、これは指導ナビの機能で補完できます。内容的には問題ないと考えています。

最後に、今後『CARADA 電子薬歴』に望むことを教えてください。

2年半ほど使用していますが、その間に大小のアップデートがあって、操作性は向上していますし、便利な機能も増えています。こうした改善の容易さというのはクラウド型のメリットでしょう。一方で、この情報とこの情報を紐づけてくれれば、もっと使い勝手がよくなるのに、というような点がないわけではありません。これまでと同様、アップデートを重ねて、ますます使いやすくなっていくことを期待しています。

同じお悩みを解決した薬局を見る

薬歴についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください

『CARADA 電子薬歴 Solamichi』の機能や導入メリットが3分で分かる!
資料請求はこちらから!

お気軽にお問い合わせください!
オンラインでのデモも実施可能です

導入事例と合わせて
弊社システムの強みや導入メリットをご紹介