Solamichi魂

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理解してから、理解される

2020年から、ソラミチシステム社内向けに発信しておりました「ソラミチ魂」を公開いたします。

田浦です。 

本日のテーマは、「理解してから、理解される」です。

私の愛読書である「7つの習慣」には、この考え方が「第5の習慣」として紹介されています。

「理解してから、理解される」
(まず理解に徹し、そして理解してもらう)

簡単に説明しますね。

まず、7つの習慣の中に、「影響の輪」に集中するという考え方があります。
影響の輪とは、自分がコントロールし、影響を与えることができる領域のことです。

そのうえで、「理解してから、理解される」という考え方です。

コミュニケーションがうまくいかないと悩む要因のひとつは、
「相手の気持ちへの不満」や
「相手の気持ちが変わってくれない」ことへのストレスです。

ただ、相手の気持ちは、自分の「影響の輪」の外のことです。
自分がそこをコントロールすることはできません。

結局、他人の考えや行動、環境、条件など、
影響できないことに集中している限り、ほとんど何も解決することはできないのです。

しかし、相手を理解することはいつでも可能です。
相手の真意を理解し、問題の核心を的確にとらえることができます。

それはあなたがコントロールできる領域の事柄だからです。

そして、相手を理解すればするほど、
相手を大切に思う気持ちが生まれ、貢献したい気持ちが強くなることでしょう。

相手に理解してもらうことばかりを求めたり、
問題が起こる前に評価したり、自分の考えを主張したりする前に、
まず相手を理解しようとする。

これが仕事でもプライベートでも、大きな成果を生み出す第一歩となるのです!

という考え方です。

概要を説明してみましたが、ちょっと難しいかもしれないので、もっとシンプルにお伝えすると、

 好きな人を食事に誘うとき、その人を喜ばせるために
 「相手を理解しよう」と自然に考えませんか?

という話です。

生魚が苦手な人をカウンターの高級お寿司屋さんに連れて行って喜ぶと思いますか?
人混みが嫌いな人をディズニーランドに誘って喜ぶと思いますか?

うまくいかない人は、こうすれば喜ぶ「だろう」と
勝手に決めつけているケースが大半です。

心から相手を喜ばせたいと思ったら、相手が喜ぶことを「聴く」と思うんですよね。
どんな料理が好きで、
何が苦手で、
今まで行った場所で楽しかったところはどこなのか。

相手を「理解しよう」と思って話を聴くと思うし、
相手からしても、「私を理解しようとしてくれる」と伝われば
色々聞かれても苦ではないと思うんです。

最終的には、自分のことを好きになってもらいたいなら、
まずは相手が喜ぶことをしてあげようって自然に思いますよね。

これは、仕事でも同じことが言えると思っています。
相手の状況をまず理解するってことが非常に大事です。

そして、相手を理解したうえで、
そこから我々のことを理解してもらいましょうってことです。

冒頭の話に戻りますが、影響の輪の外ばかりに集中して、
要求してばかりいても結果は変わりません。

「理解してから、理解される」

ぜひ、心に刻んで行動してもらえればと思います。

本日は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


代表取締役 田浦貴大
代表取締役 田浦貴大
株式会社ソラミチシステム 代表取締役 福岡大学卒業後、社員教育コンサル会社に入社。 3年でトップセールスとなり独立。 医療系システム会社の営業コンサルタントとして営業部を統括し、中規模チェーン薬局のエリアマネージャー業務の委託を受け、エリア管理・新卒採用業務・新卒研修などを担当。延べ1000名以上の薬剤師と携わる。 2018年に、株式会社エムティーアイの子会社である株式会社ソラミチシステムを設立し代表取締役に就任。クラウド電子薬歴システムの提供を開始し、1年強で700件を超える薬局に導入。 日本の医療プラットフォーム構築を目指し、薬局向けシステムを展開している。

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